縫殿宮の秋季大祭へ。

奴山川に入っての禊は、見ているこちらの背筋まで伸びる時間でした。地区を練り歩く行列を、家の前で手を合わせて見送る方々の姿。こういう光景を、この土地は何百年も繰り返してきたのだと思います。

縫殿宮は、応神天皇の時代に渡ってきた四人の媛を祀る、日本で最初の裁縫の神様の社と言われています。針を持つ人はもちろん、暮らしを整えるすべての人に縁のある場所だと、お話をきながら思いました。

祭りの向こうには、新原・奴山古墳群の変わらない風景が広がっています。世界遺産という肩書きより先に、ここに住む人たちの「当たり前」として守られてきたことに、胸を打たれます。
ただ、こうした行事は、続ける人がいて初めて残ります。今回は福津市の広報でも取材に伺いました。
福津の歴史は、誰かが続けてくれているから残っています。その「誰か」を増やすのが、私の仕事だと改めて思いました。






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