9月から九州若手議員の会の会長に就任し、11月に初の研修をお隣の古賀市で開催しました。若手議員の会は、北海道から九州まで全国の若手議員が先進地のまちづくりの研修等を重ね、地方自治を推進する同志として全国組織で協力して取り組んでいます。
研修では「自治体経営とはなにか~首長・議員・行政職員の立場で考える~」をテーマに1日目の講師は、福岡地区水道企業団の今村寛さんに、2日目は田辺一城市長にそれぞれ行なっていただきました。
今村さんには行財政に関わる流れや見方を説明してもらい、対話型自治体経営シミュレーションゲームを体験しました。普段、執行部へのチェックや提案を行なっていますが、敢えて行政の執行部側の立場でまちの将来像に向かって各事業を進めようとすると総合的に考えて進めていかないと行けないことが多く、議会の役割などたくさんの気づきがありました。
田辺市長からは快生館の視察をはじめ、チルドレンファーストを掲げまちづくりに取り組む首長が自治体経営をどのように考えているのか、議会との関わりなど質疑含めて丁寧に話していただきました。38歳の若さで当選した市長は未来への責任を自覚し、トップとして先を見据えた投資や事業を行なっていたことが気づきでした。
議員としての責務を果たすことが一番大事ですが、それに関わる首長や執行部のまちに対する見方、進め方をより深く理解し、議員の役割を再認識できる貴重な研修となりました。今回の準備や企画を支援していただいた田辺市長をはじめ関係者の皆さんには感謝申し上げます。
来年8月の任期まで研修の充実と会員同士の交流を活性化し、各地の地域の担う人材づくり・仲間づくりを行なっていきます。
同じ志を持って地域自治に取り組む仲間を募集しています。39歳までに当選した方で44歳までの方が条件となります。心当たりがある方はご紹介いただけると幸いです。
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