津屋崎行政センターの発議に対して、福井たかおは賛成しました。議会では賛成多数により、可決しました。
その理由として、津屋崎地区を中心とした行政機能のあり方を再整理・再活用するための検討の余地があるからです。また、住民や関係者との意見交換、行政機能への代替案などの利用方法も含めて検討する必要があるため、一定程度の存続が必要です。以下、以下、議会で賛成討論した内容を共有しますので、ご一読いただけると幸いです。
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津屋崎行政センター存続について賛成の立場で討論します。2つの理由で賛成します。
1つ目は、廃止の決定において民意や手続きを軽視した点です。昨年、作成された第2次行財政改革審議会において、行政センターは当初、廃止の審査対象として取り上げられており、6月の庁議決定により廃止となりました。
審議員からの意見収集や利用者のヒアリング、住民からのパブリックコメンを行うことなく廃止を決定し、進められました。
その後の郷づくりの説明会等でも廃止前提での意見交換、説明会だったため、参加していた人たちから廃止への反対、新たな活用方法なども含めてたくさんの意見が出ました。住民に対しては、もう一度、利用者、関係する住民と利用方法の可能性も含めて丁寧に意見交換を行い、存続のあり方を検討すべきという理由です。
2つ目は、カメリアステージを中心に集積している公共施設は行政、文化、福祉サービスの拠点として機能の維持を図っていくことに対する整理として行政の機能は廃止になっていないということです。
第2次福津市都市計画マスタープランにおいて、行政・文化・福祉サービス拠点 福津市総合文化センターカメリアステージを中心に集積している公共施設は行政、文化、福祉サービスの拠点として機能の維持を図っていくと位置付けています。
今定例会の一般質問の答弁においても、行政の機能の今後も含めた廃止に対する答弁は特になく、観光の活用も含めた答弁でした。
津屋崎行政センターの拠点は、第3次行財政改革大綱に掲げる「未来につながる創造的な行政運営」のため、津屋崎地区の面的な活用も含め観光や福祉の拠点としても市民とも検討できるものです。夕日間も含めて市全体の事業として、津屋崎地区を中心とした行政機能のあり方を再整理、再活用するための検討の余地があり、住民や関係者との意見交換、行政機能への代替案などの利用方法も含めて検討する必要があるため、一定程度の存続が必要です。
以上、2点の理由により、賛成とします。
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