市民の皆さまへ
日頃より市政運営へのご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。
現在、福津市は大きな転換点に立っています。

基金の管理運用の課題、過大規模となっている学校や老朽化した公共施設への対応、本年8月の記録的な大雨災害からの復旧、さらに広域行政で進めているごみ処理施設の更新など、緊急性の高い課題が同時に重なっています。
市の財政・人員・時間といった限られた経営資源は、想定以上に厳しい状況にあります。
しかし私は、これを悲観的に捉えるのではなく、**次の世代に誇れる福津市を引き継ぐため、まちの未来を再設計する「新たな出発点」**だと考えています。
この考えのもと、将来に過度な負担を残さないため、
「臨時行財政運営方針」を定めました。
本方針は、令和7年度の中期財政見通しを含め、市が直面する課題にどのような姿勢で取り組んでいくのかを示すものです。
内容は、福津市役所として市ホームページで公表しています。
特に、令和8年度から9年度までの2年間は、次の3つの柱に市の力を集中します。
① 災害に強く、安心して暮らせるまちづくり
② 次世代を育む教育環境の整備
③ 人も企業も行政も「稼ぐ」まちづくり
一方で、福祉など生活に密接に関わる市民サービスは確保し、そのほかの事業については優先順位を見直しながら、市民の皆さまに不安を与えないよう最大限努めてまいります。
その結果、これまでお示ししてきた公約の一部については、2年間一時的に実施を見送る判断に至りました。
苦渋の決断ではありますが、この厳しさを福津市の新しい未来を切り拓く力へと変えていく覚悟です。
引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。
詳しくは市ホームページをご覧ください。
https://www.city.fukutsu.lg.jp/shisei/seisaku/14970.html
福津市長
福井 崇郎






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