福井たかおの活動報告

高校生との対話・話し合い(プレゼンテーション講座) その①

福岡市東区の某高等学校1年生を対象とした選択授業として、プレゼンテーション力を高める授業を2018年5月15日(火)から9月まで隔週で計7回の授業を担当しました。

事前に暗記した言葉を一方的に話す事にとどまらず、伝えたい相手が受け取りやすい言葉で伝えること、相手の言葉に耳を澄ますことができる感性と技術を相互に学習しながら身につけることを目標に授業を行っていました。

これまで2回目の授業ではKP法(紙芝居プレゼンテーション)を使っての自己紹介や問いを深めるグループワークを中心に実施しました。

大人も交えて生徒たちと自己紹介をしていきます。

生徒達も慣れ始めると徐々に自分の言葉で語るようになってきました。

プレゼンテーションというのは「自己アピール」ではないし「ディベートに打ち勝つ弁論のようなもの」でもないと考えています。

「プレゼン」とつくように、相手に言葉を介して「気付きや発見など、相手にとって必要なメッセージをプレゼント」すること。そのためには独りよがりではない「対話」のセンスが重要であり、10コマを通して「伝える」ではなく「伝わる」技術とセンスを学びあえるプログラムを実施してきました。

毎回、3名から8名の大人が参加し、高校生とともに、見知らぬ大人が混じることでその効果は大きなものになると思っています。

終了後には参加した大人同士で振り返りを行い、授業をより良いものにできるように意見交換を行っていました。

高校生に対して 「教える」という態度ではなく「共に学ぶ」という態度を持って望んでいる大人のメンバーと一緒に双方にとって実り多き授業になるように生徒たちとつくりあげていきました。

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