9月27日にカメリアホールで開催された「福津ふるさと劇場2020」の第3部「月光の夏」の朗読劇に出演させていただきました。
今年は500の座席を250の座席に減らすなど新型コロナの対策を行っての開催となりました。
「月光の夏」は、第二次世界大戦下の特攻隊員たちの姿とその後を描いた実話を元にした創作です。戦後75年が経ち、戦争経験者が減る中で戦争とは何だったのか、特攻で死にゆく人たちの様々な想い、そこに関わる人達の想いを福津民話劇団の皆さんと演じました。
私自身は、演出家のフリーダム代表坂口聡さんのご指導のもと特攻兵の役と、特攻隊のその後を追った記者の役を演じました。戦争で死にゆく若者たちへの代弁者・特攻隊の実情に迫る記者の想いを表現させていただきました。
劇団の皆さんやスタッフの方、観客の方々のご理解・協力で演技できることの有り難さ、そして、文化や芸術をコロナ禍でも表現していくことへの大切さを実感した1日でした。
このような表現活動を続けられるカタチを今後も後押していきたいです。
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